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タンカとは、チベット文化圏における独特の仏画です。このタンカは布を織ってグリーンターラー菩薩を描いたもので、美しい布のフレームに縫い付けられています。修行僧や巡礼者たちがタンカを巻いて持ち歩けるよう、仏画を守る前布がついています。
壁掛け用の紐が上部についていますので、掛け軸のように仏間や床の間に飾っていただけます。

ターラー菩薩（タラ菩薩、多羅菩薩、救度仏母）は、観音菩薩が地上の人々を哀れんで流した涙から咲いた蓮の花から生まれた女神です。右目の涙からはホワイトターラー（ドゥルカー）、左目の涙からはグリーンターラー（ドゥルジャン）が生まれました。（その他、合計21人のターラー姉妹がいます。）16歳の少女の姿をしており、顔に3つ、両手のひらと両足の裏にそれぞれ1つずつ、合計7つの眼を持っています。これは人々を常に見守り、悩みや苦しみをすぐに見つけるためです。
グリーンターラーは願望成就、ホワイトターラーは健康と長寿を司ります。グリーンターラーが右足を前に出したお姿をしている理由は、困ったことがあればいつでもすぐにダッシュで駆けつけるためです。本当に頼りになる女神様です。

サイズ：約35x50cm（上部の壁掛け紐と下部の飾り紐を含まず）
ネパール製

手作りですので、サイズには誤差があります。また、手描きですので、色や細部は写真と異なる場合があります。
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